浄化槽

浄化槽の知識

浄化槽の知識が学べます。このサイトでは、浄化槽を長く使うために知っておいてほしいことや浄化槽の法律・資格などを紹介します。

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浄化槽の材質について

浄化槽本体の材質は、近年製造されるもののほとんどがプラスチック製(FRPやジシクロペンタジエン)でできています。 浄化槽の中で樹脂製のもの(FRP等)は、材質そのものの劣化が進みにくいため30年程度は補修等メンテナンスの必要がないと言われていますが、しかし浄化槽に外部からの力、浄化槽に過大な重量物が乗った(多い事例としてはダンプトラックなど重量のある工事車両が乗ってしまったなどがあります)、地震で過大な土圧、水圧が加わわったりすると破損や変形が発生してしまい、漏水や隔壁の変形、破損、さらには配管が外れて、勾配不良、浄化槽の水平の狂いなどが生じてしまったりします。 樹脂製のものに比べてRC製(鉄筋コンクリート製)については、特に腐敗式の浄化槽は、発生するガスにより、20年程度で内部コンクリートの劣化により、補修が必要になる傾向にあります。 ほかにも、浄化槽に設置されている機器類は24時間常に動いている機械もあるため5〜10年程度で故障が発生してしまう場合が多いです。
浄化槽のしくみ

シーディング剤とは

浄化槽からの臭いを消すためにシーディング剤と呼ばれるものを投入する場合があります。浄化槽からの臭いの原因の一つに浄化槽内の微生物(バクテリア)の状態が良くなく汚水をうまく処理しきれないために発生してしまう臭いがあります。 その臭いを消すためにシーディング剤を投入します。シーディング剤とは微生物や酵母(こうぼ)を保存剤で保存させ、乾燥させた粉状のものです。これを入れることで浄化槽内の微生物の状態を良くし臭いをおさえます。 ほかにも、浄化槽の初期の立ち上げ時にシ−ディング剤を投入する事で、バクテリアの初期の発生を促し、浄化槽の機能を安定させ、早く立ち上げる事が出来ます。立ち上げ時によくある臭いや泡立ちも消すことができます。
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浄化槽と下水道の比較

浄化槽と下水道、どちらも家庭からでる汚水を処理する施設ですが、この二つにはそれぞれ特徴があります。まず、浄化槽の特長としては、設置から処理開始までが短期間でできることと比較的安価に設置できること。
また家が点々と散在する地域では、きわめて効果的な施設であることです。(つまり、下水道の場合はその家の前まで下水道管を埋設してこなくてはならないため、点在している地域では下水道を設置するのに多額の費用がかかる)
しかし、浄化槽は保守点検や清掃などで適切な管理がされないと放流水が悪化してしまい環境汚染につながってしまう可能性があるということです。



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浄化槽の大きさについて

浄化槽の説明やお話をしていると必ずでてくるのが、「○○人槽」という表現です。この表現、素人というか一般の人が聞くと家には4人住んでいるから、浄化槽は4人槽。だと思われがちです。
ちょっとまぎらわしいのですが、浄化槽の大きさは住んでいる人の人数ではなく、家の延べ床面積で決まります。
例えば、「130岼焚爾錬疑輿紂■隠械悪岼幣紊錬型輿紂廚箸いΥ兇犬任后さらに、例外的に2世帯住宅で、お風呂と台所がそれぞれ2カ所あれば浄化槽の大きさは10人槽となります。よく勘違いされますので注意しましょうね
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合併浄化槽の処理方式によるしくみの違い

合併浄化槽の主な処理方式には「BOD除去型」「高度処理型」の2種類があります。
・高度処理型(脱窒ろ床接触ばっ気方式)のしくみ
高度処理型では、「嫌気ろ床槽」の代わりに、「脱窒ろ床槽」というものがあります。
ここでは、「嫌気ろ床槽」と同様に浮遊物を取り除き有機物を分解するとともに、窒素の除去を行います。
その他の部分「接触ばっ気槽」「沈殿槽」、「消毒槽」の働きは上のBOD除去型と同じですが、高度処理型では窒素を除去するために「接触ばっ気槽」の水の一部を「脱窒ろ床槽」へ送り返しています。こうすることによって汚水中の窒素を除去することが出来ます。

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合併浄化槽の処理方式によるしくみの違い

合併浄化槽の主な処理方式には「BOD除去型」「高度処理型」の2種類があります。
・BOD除去型(嫌気ろ床接触ばっ気方式)のしくみ
汚水はまず、「嫌気ろ床槽」に入ります。ここでは、汚水の中の浮遊物を取り除くとともに、ろ材に付いている「嫌気性微生物」が汚水の中の有機物を分解します。
次にもう一つの「嫌気ろ床槽(第2室)」に入り、同じ処理を繰り返します。
その後「接触ばっ気槽」に入ります。ここでは、ブロワーから十分空気が送り込まれている状態の中で、接触材に付いている「好気性微生物」が有機物をさらに分解します。
次に、「沈殿槽」に送り込まれて、汚水を浄化した微生物の塊(汚泥)は沈み、上澄み水を「消毒槽」へ送ります。
最後に、「消毒槽」では、上澄み水を塩素剤で滅菌・消毒し、安全な水にして放流します。

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合併浄化槽の処理方式によるしくみの違い

合併浄化槽の主な処理方式には「BOD除去型」「高度処理型」の2種類があります。
どちらの処理方式の浄化槽も微生物の働きを利用して、家庭からの排水をきれいにするというしくみはかわりません。
微生物には、酸素のないところで生きる「嫌気性微生物」と、酸素のあるところで生きる「好気性微生物」の2種類が存在し合併浄化槽は、この2種類の微生物を組み合わせて処理しています。
高度処理型とは、窒素を高度に除去することができる構造になっている浄化槽のことです。

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水の汚れとBOD

水の汚れ具合を示す指標にBODというのがあります。BODとは(Biochemical Oxygen Demand) 生物化学的酸素要求量で好気性条件下で 20°C 5日間に消費される酸素量 (mg/L)or(ppm)を言います。
つまり水を浄化する為に、水中の汚れ(有機物)が微生物によって分解される際に消費される酸素量のことで、有機物による汚濁の指標として用いられ、この数値が小さい程きれいな水と言えます。
代表的なBOD濃度の例として・・
し尿(非水洗) 13g/L
し尿(水洗) 0.26g/L
米のとぎ汁 3g/L
ラーメンの汁 25g/L
日本酒 200g/L
廃天ぷら油 1000g/L
単独処理浄化槽処理後の水 0.09g/L以下
合併処理浄化槽処理後の水 0.02g/L以下
となっています。
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浄化槽について(しくみ編)

浄化槽のなかに菌(微生物)が繁殖しています。浄化槽のはじめにはまず、汚水等に含まれる固形物を酸素を必要としない微生物が繁殖しており汚れを分解して汚水等を浄化します。
次に、送風機(ブロワーという)により空気(酸素)を送り込み酸素を必要とする微生物により更にきれいに浄化します。
ちなみにブロワーとは、浄化槽の近くで電気のコンセントが近くにある、よくブーンという音がしている機械です。
最後に浄化された処理水に含まれる固形物を沈殿させきれいになった上澄み水のみを消毒槽へ送ります。
消毒槽で衛生的に安全な水として消毒して側溝などに放流します。
このような流れで処理していますので、3〜4ヶ月に一度位は処理しきれない汚れがありますので浄化槽には清掃などが必要になります。
この浄化槽の清掃ですが市や町等の下請けで専門の業者がいます。(1回2000〜3000円位の費用がかかるみたいです)

浄化槽の場合、特に注意が必要なのは浄化槽の送風機(ブロワー)の電源を切ってしまったり、壊れたりしていると浄化槽内の微生物が死んでしまい浄化槽の機能が止まってしまうので異臭などの原因になってしまうことです。

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浄化槽について(まとめ)

浄化槽について、いろいろ書いてきましたが浄化槽のことをほとんど知らない、一般の人のために浄化槽について簡単にまとめたいと思います。

浄化槽とは、簡単に言うと下水道が通ってない(整備されていない)地域で下水道の代わりに自分の敷地内に設置しているものです。(庭の地下や駐車場などに埋まっています)


家庭で使うトイレの排水(汚水)やお風呂や洗濯の排水(雑排水)をきれいな水に処理をして流す為のものです。
昔はトイレの水だけを処理する単独浄化槽というものもありましたが、今では汚水と雑排水の両方を処理できる合併浄化槽というものになっています。
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